「片づけられない!」とお困りの方へ“要る”・“要らない”の判断を簡単にする方法

“要る”・“要らない”の判断が難しくて片付けられない

「お片付けをがんばろうと思ったけれど、どの物も大切に思えて要・不要の判断が難しくて作業が進まず片付けられない

この記事はそんな方に向けて書いています。

こんにちは。
私は三重県いなべ市周辺(いなべ市・東員町・桑名市・四日市市・菰野町)を中心に整理収納アドバイザーとして活動をしている下和田理紗です。

今回は物の“要る”・“要らない”の判断の基準をより明確にする方法をご紹介します。

そもそも“要る”・“要らない”はとても抽象的で難しい為お片付けがうまくいかない

「これ、要るかなぁ?うーん何かに使えそうな気がするし、もったいない気がする」

そうなのです。
“要る”・“要らない”ってとても抽象的な言葉なのです(笑)。

だから、そもそも“要る”・“要らない”で判断してしまうと、とてもお片付けが難しくなってしまいます。

“要る”・“要らない”の判断に時間がかかってしまうと作業がなかなか進まず「片付けられない」という状況に追い込まれてしまいます。

お片付けがスムーズに進む判断基準!“使っている”・“使っていない”

そこで判断基準を“使っている”・“使っていない”にしてみて下さい。「いつ使うか」でも良いです。)
抽象度の高かった判断基準が明確になります。

「使えそうな気がするけれど何年も使っていないな」などと気づくことができます。

目安を“1年”にするとさらに明確にできる

そして期限の目安を“1年”とします。

1年使っていないという事は、その物は春夏秋冬の中で出番がなかったと判断できます。

「1年使っていない物はどうするの!?捨てるの!?」

そんなことを言うと「1年使わなかった物はどうするの!?捨てるの!?」と不安になりませんでしたか?(^▽^;) 
あくまで“目安”なので不安にならなくても大丈夫です。

「使っていないけれど長期保管するもの(例:電化製品の付属部品、次の子の為に残しているベビー用品)」もありますし、「悩む物」もあったりします。

「1年以内に使ったか使っていないか」で判断することでお家の中の物を使用頻度でグラデーションのように優先順位をつけることができる。
まずはそこが重要です。

そしてよく使う物を使いやすい場所に優先的に収納することで日々の片付けがしやすい機能的な空間ができあがっていきます。

使っていないけれど長期保管する物もある
思い出の品とベビー用品
ラベリングしてわかりやすく保管しておく
電化製品の付属部品や家の部品を一つ一つラベリングして保管

「捨てられない」と悩む物について

悩む物は無理に捨てずに「悩む物ボックス」を作ってしまいます。

そして期限を1年と決めておきます(目安)。
「その物がない生活を1年体験してみる」

1年間使う事がなければ生活に必要がなかったという事が分かりますし、
「1年間使わなかった物をどうして持っているのだろう」と考えるきかっけにもなります。

まとめ

今回は物の“要る”・“要らない”の判断の基準をより明確にする方法をご紹介しました。

“使っている”・“使っていない”(いつ使うか)の判断基準で明確にし、さらに目安を“1年”とするとさらに明確にする。

「要・不要の判断が難しくて作業が進まず片付けられない」とお悩みの方は、「1年以内に使ったかな?」と考えてみて下さい♪

そうは言っても「こんな時はどうすればいいの?」「お片付けに詳しい人を側において作業を進めたい」「ひとりでは片付けられない」とお悩みの方は、相談やお片付けサポートをしていますのでお気軽にお声がけくださいね。