片付けは簡単?と聞かれたら、整理収納アドバイザーの私の回答は…

「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」と思っていませんか?

「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」と思っていませんか?

この記事は「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」と思い込んでいる方、「片付けが難しくて苦しい」方に読んでほしいなと思って書いています。

こんにちは。三重県いなべ市周辺(いなべ市・東員町・桑名市・四日市市・菰野町)を中心に整理収納アドバイザーとして活動をしている下和田理紗です。

今回は、「片付けは簡単なのか」について整理収納アドバイザーの私の回答を書いてみようと思います。

片付けは簡単なのか…それに回答する前に…

「片付けは簡単なのか」それに回答するには
「片付け」の意味をすり合わせる必要があります。

「片付け」は、2つの意味で使われています。そのどちらの意味で片付けを考えているかで回答は変わります。

1つ目は、物の定位置が決まっていて、決まった定位置から移動してきた物を定位置に戻す。という意味です。

2つ目は「ここに何があるかわからない(何があるか把握できていない)」ごちゃごちゃした状態をなんとかする。
という意味
で使われています。
「もう、ココごちゃごちゃでわけわかんない」という状況の時です。

「決まった定位置から移動してきた物を定位置に戻す。」を説明した図。
決まった定位置から移動してきた物を定位置に戻す。
「『ここに何があるかわからない』ごちゃごちゃの状況を何とかする。」を説明した図。
「ここに何があるかわからない」ごちゃごちゃの状況を何とかする。

1つ目の意味の場合なら「片付けは簡単」。というかどんどん簡単になる◎

物の定位置が決まっていて定位置から移動してきた物を定位置に戻すという意味で考えていたなら「片付けは簡単」です。
というか、やり方次第でどんどんどんどん簡単にできます。

「誰が・どこで・何をするのか」などの動線を考えたり、使用頻度の高い物を使いやすい場所に配置したりなど、
工夫次第でどんどん簡単にすることが出来ます。

冒頭にも書きましたが「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」と思っていませんか?

それは違います。この1つ目の意味の片付けはどんどん簡単にすることが出来て、
どんどん楽に片付けれるような仕組みを作ることが出来るんです。


簡単になると、簡単だから日々続けられるようにもなります。

「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」のではなく「頑張らなくても片付けられるようにしている」だけなのです。

日々の片付けを簡単にする工夫。
肌着を畳むのがめんどくさかったので畳むのをやめた。
これなら片付けを楽に続けられている。
日々の片付けを簡単にしても、パッと見た感じを綺麗に見せる工夫。
肌着を畳むのをやめたけれど「仕切りケース」を使う事で、
パッと見た感じは綺麗に見える工夫。

2つ目の意味の場合なら難しい場合もある…でも、一人で抱え込まないで◎

2つ目の「ここに何があるかわからない(何があるか把握できていない)」ようなごちゃごちゃした状態をなんとかする。
という意味で考えているなら、正直「難しい」というか「辛い」場合もあります。


物と向き合う事は、自分と向き合う事になるからです。
お片付けが苦手な方は、とても真面目な方が多いです。
そして、物と向き合う時、「物を大事にできなかった自分」「判断を先延ばしにしてしまった自分」を責めてしまう。

2つ目の意味で考えていて、そういう状況の場合「お片付けは簡単」ではありませんよね。

でも、お片付けを身につくまでどこかで教えてもらうなんてしてもらった事ありませんよね?
例えば、体育の授業でバスケットボールを習っても、すぐになんてできませんよね?
私は特に運動音痴で「レイアップシュート」(基礎的なシュート)は何回やってもできませんでした。
バスケだけじゃありません、鉄棒も苦手で31歳の今も逆上がりができません。(┬┬﹏┬┬)
裁縫も家庭科で習ったけど、全然できません。

お片付けも当たり前のスキルではないんです。でもなぜかお片付けは当たり前のスキルと思い込んで苦しんでいる方が多い。

まずはお片付けは当たり前のスキルではない事を理解してほしいです。
そして今「片付けたい」と思っているなら過去の部分を見て責めるんじゃなくて、片付けようという気持ちを持った今にフォーカスしてほしいです。

はじめは、「1日1つ捨てる」であったり「引き出し1つ片付ける」など少しずつがオススメです。
少しずつはじめて、少しでもやった自分を褒めてほしいんです。


もし、より速く作業を進めたかったり、一人で心細かったりするなら私を頼ってほしいです。
一人で作業すると「これでいいのかな」と不安になったりすることもあります。
あと、一生懸命頑張ってやってもお片付けの基礎を知らずに使いにくい収納になってしまってリバウンドしてしまったりしたら
すごくもったいないなと思うんです。せっかく「片付けてみよう」って思ったのに…
私はレイアップシュートも逆上がりも二重飛びもできないけど、お片付けは学んで資格も持っているし、日々お片付けの情報をインプットしています。
それにシンプルに作業が「つまらない」場合もあります。つまらないと中々作業が進まなかったりします。
なので一緒に作業すると中断のリスクを回避することもできます◎

私自身、お片付け自体に悩んでいた訳ではないですが、自分に自信がなくめちゃくちゃ悩んでいた過去があります。(プロフィールに記載)
私のように悩んで苦しんでいるなら、そんな方の力になりたいと思っています。
プロフィールにお片付けのメリットを記載しましたが、お片付けは人生を変えるパワーがあります。

もう一度言います。
お片付けは当たり前のスキルではないです。
1人で抱え込まないで何か困ったら頼って下さいね。
三重県いなべ市周辺(いなべ市・東員町・桑名市・四日市市・菰野町)の方なら訪問でお片付けサポートに伺います。
「訪問お片付けサポートを頼むかは悩む」という方は座学と相談のみのサービスもあります。
お気軽にご連絡下さい。

まとめ

今回は「片付けは簡単?」なのかについて回答してみました。
物の定位置が決まっていて定位置から移動してきた物を定位置に戻すという意味で考えていたなら「片付けは簡単」
やり方次第でどんどんどんどん簡単にできます。

「スッキリ片付いた部屋に住んでいる人は、“頑張って片付けをやっている”」のではなく「頑張らなくても片付けられるようにしている」だけ。

「ここに何があるかわからない(何があるか把握できていない)」ようなごちゃごちゃした状態をなんとかする。
という意味で考えているなら、正直「難しい」というか「辛い」場合もある。

物と向き合う事は、自分と向き合う事になるから。

でもお片付けは当たり前のスキルではない。
少しずつ進めてみたり、整理収納のプロに頼って進めれば良い。

今「片付けたい」と思っているなら過去の部分を見て責めるんじゃなくて、片付けようという気持ちを持った今にフォーカスする。